組織

シルバー人材センター

矍鑠会員登場⑳

文字通りの元気印
吉元 和良さん(88歳)(串間市SC)

 若い、元気、芸達者、これらの言葉は「吉元さんのためにある」というのが実感であり、驚き以外のなにものでもありませんでした。若さの秘訣は、・若い人と仕事をすること・創意工夫をすること、にあるとお見受けしました。
 今でも2軒のスナックにブランディー(ヘネシー)をキープしており、飲みに出かけたときの帰宅時間は午前様になることもあるとか、ないとか・・・。
 以前は、小型自動車の整備士資格をもち、オートバイや自転車の販売もやったし、交通安全協会役員など、民生委員協役員以外は何でもやったとのことで、幅広い経験も現在の吉元さんを支えているようでした。
 シルバー人材センターに入会された方への、仕事の進め方や段取りなどの指導も、これまでの自分の経験創意工夫を生かして、例えば草刈り作業では、草の長さやのびた方向などを観察し、どの方向に倒すか、長さをどれくらいにするのかといったことを教えるようにしているとのこと。3段切りにするのか、2段か、いきなり根本からを切るのかを考慮しないと、後かたづけをする際に、無駄な力や労力を必要とするとか・・。
一気に根本から切れば、作業は早いが重いので大変だし、一定方向に倒さないと、作業が手間どり余計な労が必要になるという。
 旺盛な研究心と常に前向きに考える姿勢、明るさ、作業をする際の手順への工夫が生きていました。
 来年は米寿を迎えるとのこと、実年齢よりは10歳以上は若く見える肌のつや、声の質感、悔しいほどに感服しました。
 会員のなかでは最高齢とのことでしたが、これからも後輩会員の方々に培った知恵や考え方等々を伝授していただくとともに、いつまでもお元気でご活躍ください。おそれいりました。
(第29号 連合会シルバーみやざき)
吉元さん

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